ワンストップの3D地形モデリングサービスを開始
和光技研では、UAVによる写真撮影から三次元地形モデルの作成、フルカラー3Dプリンタ出力までを最短3営業日ほどでご提供する「3D地形モデリングサービス」を平成28年6月1日よりワンストップで提供開始いたします。
※UAV撮影や3Dプリンタ出力等のサービスを提供する会社は各地にありますが、これらをワンストップでご提供する本サービスは全国初となります(2016年4月末時点/自社調べ)。
ワンストップ3D地形モデリングサービスの概要
本サービスでは、UAV(無人航空機≒ドローン)による写真撮影から三次元モデルの作成、フルカラー3Dプリンタによる出力までを、最短3営業日(※1)ほどで行う事ができるため、従来の測量手法では数週間かかっていた地形データの作成時間を劇的に短縮することが可能となります。
サービスは大きく3つの要素に分かれており、各要素の概要は以下の通りです。
1.UAVによる写真撮影
地形の凹凸により撮影出来ない箇所は三次元地形データを取得できないため、死角を発生させないようUAVの撮影高度や飛行ルートを適宜設定し、日本測量協会が発行したキャリブレーション補正(カメラの歪み補正)を用いて高画質1600万画素で撮影を行います。
利用目的が公共測量の場合は「UAVを用いた空中写真測量マニュアル(案)」に準じた評定点や検証点を設置し、所定の精度管理を行います。
写真-UAVによる空中写真撮影風景
2.デジタル技術による三次元地形データの作成
UAVで撮影した写真の位置情報をSfM (Structure from Motion)技術により解析し、三次元地形データを作成します。その後、三次元地形データにUAVで撮影した写真をテクスチャとして貼りつけ、リアルで高精細な三次元地形モデルを作成します。
写真-UAV撮影位置および3D地形データの復元
3.高精細フルカラー3Dプリンタ出力
作成した三次元地形モデルを、約600万色の表現が出来る高精細のフルカラー3Dプリンタで模型出力します。
写真-本サービスで使用するフルカラー3Dプリンタ
写真-手のひらサイズでの出力例(最大出力サイズ 254×381×203mm)
想定される活用事例
- 迅速な初動対応が必要な災害発生時の現地状況把握
- 有名観光地などの模型
- 河川や道路工事における進捗管理、出来形管理
補足説明※
- 所要日数や費用は、条件により異なりますのでお問い合わせください。
- 小型無人機等飛行禁止法によりUAVの飛行が禁止されている区域は適用外となりますが、国土交通省もしくは空港事務所へ許可を提出することにより撮影できる場合があります。
本サービスに関するお問い合わせ先
和光技研株式会社
担当者 : 三浦(UAV撮影/三次元データ作成)
香川(3Dプリント)
電 話 : 011-611-0206
メール : uav3d@wako-giken.co.jp