new face

本日若々しい5名の新人が入社しました。

少し緊張した面持ちと、希望をもった笑顔は、私に初心を思い出させてくれ、今年度も頑張るぞというパワーをもらいました。

公益財団法人日本生産本部によると、今年の新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」だそうです。説明文を引用すると次のとおりです。

「知識豊富で敏感。就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。何事も安全運転の傾向がある。人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足との声も。どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発(指導、育成)が必要。」

先日トヨタ自動車の草創期をドラマ化した「リーダーズ」という番組を見ました。夢をもって幾多の荒波を乗り越える力は素晴らしいものだと感動しました。日本再生の原動力は昔も今も技術力だとあらためて思いました。そのために今年の新人にかぎらず、若手社員には自動ブレーキに頼らず、チャレンジ精神をもって日々過ごして欲しいと思います。

各人の紹介です。

・山橋さん(写真右端)

北海道大学大学院でシベリア永久凍土の研究を手がけ、現地に長期間滞在した経験があるそうです。空手が特技の体育会系リケジョです。防災地質課配属です。

・竹中君(写真右から2番目)

札幌南校出身ですが、鳥取大学、琉球大学と渡り歩き、琉球大学大学院では西表山猫(イリオモテヤマネコ)の研究に4年間没頭したそうです。趣味は自転車で、いい自転車を買うのを楽しみにしている学者肌な新人です。環境計画課に配属です。

・斉藤さん(写真右から3番目)

黒松内町出身で苫小牧高専では寮生活を経験して卒業。とても明るい性格で、学内でもムードメーカーだったそうです。水工課配属です。

・野呂さん(写真左から2番目)

函館高専を家業も手伝いながら卒業したという頑張り屋さん。性格はリーダータイプでまとめ役だそうです。河川砂防課配属です。

・山田君(写真左端)

岩手大学工学部在学中に未曾有の大震災を経験し、人生観が変わったそうです。体験をもとに、これから安全安心な社会資本整備に貢献してくれるでしょう。道路構造課配属です。