11月末、ようやく調子が良くなってきたと思ったらゴルフシーズンが終了。今年も例年通りのサイクルです。
昨シーズンの秋ごろからレッスンに通い始め、スイング改造に取り組んでいたのですが、春先はとんでもないスコアになることも多く、本当にこのスイングでよいのだろうかと疑心暗鬼の中、違和感も覚えつつボールを打っていました。一番の修正点はバックスイングのあげ方だったのですが、なかなか先生の指摘する位置にあげることができていませんでした。先生のアドバイス通りに打っているつもりなのですが、動画に撮って見るとできていない!全然、思った位置にあがっていないのです。この時、イメージと現実に思いがけないギャップがあることに気づかされました。どうやら、このギャップを「どげんかせんといかん」(古い?)。
では、どうすればよいのか。私の第2の先生であるユーチューブからヒントを得て、”極端すぎる?”クラブのあげ方を半信半疑で試していたら、なんとレッスンの先生から「よくなりましたね」とOKサイン!それ以降はその極端すぎるイメージを信じて練習に励み、後半戦でやっと使えるスイングになってきました。
そのスイングが定着した効果としては①ヘッドスピードが2m/Sあがり飛距離が伸びた、②力が抜けるようになり、クラブの重さを意識して振れるようになったためショットが安定してきた、③両肘ともテニス肘で治療していたが、ほぼ痛みが取れた(変な力が入ってないと思われる)ことが挙げられます。特に③は2年以上悩まされた痛みだったのでとてもうれしい波及効果でした。残念ながらベストスコアの更新にはなりませんでしたが、来春のラウンドに今から期待を寄せています。
今回のゴルフレッスンを通じて、人に教えてもらうという行為は自分を映す鏡を持つという事で、自分の姿を客観的に見てもらえる良い機会であったと改めて思いました。仕事においても一生懸命やっているのに方向性が違っていれば結果が伴わず、残念ながら思うような評価は得られません。ここにもイメージと現実のギャップという行き違いがありそうです。このギャップを埋めるには、現状を俯瞰して見る、人に意見を求めてみるという作業が効果的で、理想を実現するための近道のように思います。鏡もいろいろあるでしょうが、その中から信頼できる鏡をみつけられると良いですね。