平成27年6月7日、当社で集めた有志一同で「第12回 身近な水環境の一斉調査」に参加してきました。

この活動は全国で水質調査を実践している市民団体等が国土交通省および財団法人河川環境管理財団と連携して、全国の河川や水辺など身近な水環境の水質を一斉に調査し、全国の水環境マップを作成することから始まったものです。

多くの市民が統一的な調査マニュアルにもとづき、身近な水環境を全国一斉に調査します。これにより、身の回りの環境に関する市民の理解と関心がさらに深まることが期待されます。

以下、今回の調査結果です。
調査項目は気温、水温、COD(化学的酸素要求量)の3項目です。CODとは水中の酸素を消費してしまう物質がどれだけ入っているかを調べる値で、数値が高いほど水中の汚染物質の量が多いということを示します。

今回は、札幌市内では真勲別川(茨戸川)、望月寒川、琴似発寒川、新川の4河川で、長沼町では南六号川の1河川でそれぞれ調査を実施しました。

■真勲別川(茨戸川)

・採水地点:生振大橋より200m下流左岸
・COD値  :平均 8.0(mg/L)

■望月寒川

・採水地点:望月寒四条橋
・COD値  :平均 5.0(mg/L)

■琴似発寒川

・採水地点:長栄橋の直上流
・COD値  :平均 1.0(mg/L)

■新川

・採水地点:前田森林公園前(「手稲前田」信号の付近)
・COD値  :平均 8.0(mg/L)

■南六号川

・採水地点:稲作発祥橋の直上流
・COD値  :平均 7.3(mg/L)

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